ゲラン「モン ゲラン スパークリング ブーケ/モン ゲラン ブルーム オブ ローズ EDT」
ゲラン
モン ゲラン スパークリング ブーケ
EDP(2021年)
TOP:ナシ、ベルガモット、マンダリンオレンジ
MIDDLE:ラベンダー、ジャスミンンバック、ピオニー
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
季節が思い浮かばないが、少なくとも夏向けではないと思う。春・秋向きかな?
最初に明るいシトラス&フルーティーで始まるが、5分もすると、オリジナルモンゲランの香りにジャスミン&ピオニーで爽やかさをプラスした香りになる。オリジナルはミルキーパウダリータイプ、こちらはフルーティーフローラルタイプ。
でもやっぱりオリジナルの香りがベースにあるのが感じられる。
手首につけると、少し石けんっぽい感じがする。
持続時間は7~8時間ぐらい。オフィスには着けていけない。プライベート向きかな。
ゲラン
モン ゲラン ブルーム オブ ローズ EDT
EDT(2019年)
TOP:シトラス、ラベンダー
LAST:タヒチアンバニラ、サンダルウッド
(フレグランティカより)
My評価 星4つ
めっちゃ爽やか!シトラスラベンダー全開!夏向けの香水!オリジナルに全く似ていません!フランカーはこれくらいぶっ飛んでいる方がすき。(センシュエルは駄作だった)
キャラはたっている方。万人向けと言わないがオフィスにも着けていける。
ラストにバニラがクレジットされているけど、ネロリとラベンダーとジャスミンが強くてバニラ感が感じられない。
持続時間は5時間くらい。
うーん、好き。夏によく使います。
ゲラン「モン ゲラン/モン ゲラン センシュエル」
ゲラン
モン ゲラン
EDP(2017年)
TOP:ラベンダー、ベルガモット
MIDDLE:イリス、ジャスミンンバック、ローズ
LAST:タヒチアンバニラ、クマリン、リコリス、オーストラリアサンダルウッド、ベンゾイン、パチョリ
(フレグランティカより)
My評価 星4つ
気温の下がった秋・冬しか使用しない香り。オフィスには派手すぎる。プライベート向け。コンサート等かしこまった場にも不向きかな。
トップはメンズ味も感じるラベンダーシャワーがベルガモットとともに香る。5分ほどでベルガモットが減退し、代わりにフローラルが出てくる。それでもラベンダー強し!ミドルも主役で居座ります。
1時間後くらいから、だんだんスーッとしたラベンダーフローラルからフローラル感が薄まりバニラが出てきます。クリーミーでパウダリーさもあるバニラとそれに負けないくらい存在感のあるラベンダーがゆっくりトーンダウンしていき終了。持続は8時間ぐらい~それ以上と超ロング。
万人受けではないが玄人受けでもない。キャラはたっている方。
ゲランの香水の中では若い人向け。でも、香料はこだわられた素材をつかっているので安っぽさはなし!
個人的なエピソードとして、友達との冬のお出かけに、モンゲランを5プッシュ!(多過ぎ!)ふとももにつけていったんですが、「今日香水付けてるんだけど、わかる?」と聞いたところ、「???全然わかんない」と言われました。
拡散性そんなに低いかなこれ!?まあ、外にいたし・・・、屋内ならまた違うかも?
なんにせよ、つけすぎ注意ですね。
ゲラン
モン ゲラン センシュエル
EDP(2017年)
TOP:ラベンダー、ベルガモット
MIDDLE:イリス、ジャスミンンバック、ジャスミン、ローズ
LAST:タヒチアンバニラ、トンカビーン、リコリス、オーストラリアサンダルウッド、ベンゾイン、パチョリ
(フレグランティカより)
My評価 星1つ
オリジナルのモンゲランを薄めた感じ。持続時間も2~3時間ほどしかない。(ほんとにEDPか?)
ノートを見てもオリジナルとほとんど変わらない。香りがマイルドになっているので、オリジナルの強さがいやな人はこちらを買えばいいかも。(日本では売ってないので、ネットで買いました。)
オリジナルを1つ持っていたら事足りる。香りは好きでもお金の無駄だったので星1つ。
パルファン・ロジーヌ・パリ「モナミ・ラ・ローズ」
パルファン・ロジーヌ・パリ
モナミ・ラ・ローズ
EDP(2019年)
MIDDLE:ピオニー、ターキッシュローズ、蓮、クラリセージ、ジャスミン
LAST:ヒマラヤ杉、ムスク、ヘーゼルナッツ、栗
(フレグランティカより)
My評価 星4つ
バラ専門パフューマリーのロジーヌで1番人気(日本では)といっても過言ではない?万人受け系の香水。オフィスでもOK。
バラの咲く5~6月の時期によく手が伸びる。
トップはベルガモットがキラキラっと通り過ぎた後、爽やかフルーティーな香りになり、それがそのままトーンダウンしていく。持続時間は5時間ほど。
この透明感のあるフルーティーな香り、全然バラっぽくないやん!と思っていました・・・
が、バラ最盛期の植物園にてフルーティー系のバラの花を嗅ぐと・・・なんとモナミ・ラ・ローズに似ているではないですか!
さすがはバラ専門パフューマリー!瓶もかわいいし、言うことなし!
そして自分の経験の浅さと認識の狭さにより、素晴らしい作品を正しく評価できないということを思い知りました・・・。
ゲラン「オーデュコック」
ゲラン
オーデュコック
EDC(1894年)
MIDDLE:ラベンダー、ジャスミン、パチョリ
LAST:オークモス、サンダルウッド
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
昔から続くコロン。最初にシトラスとアルコールの大洪水や~!というほどの10秒ほどのアルコール臭と、3分ほどの爽やかな柑橘の香りの後に、ラベンダーやネロリなどのメンズ風ハーバル感が1時間ほど続いて終了。
暑い夏の風呂上がりに、5~10プッシュほどして涼をとるのによいコロン。体感温度が2度下がる。
ゲランの名香「ジッキー」の香りがひとしずく入っているとルカ・トゥリン氏が「世界香水ガイド」に記しているが、う~んよくわからん。
ジッキーの香りを薄めて薄めて、バニラをなくし、シトラスをこれでもかと投入すればこのオーデュコックになるのかもしれない。
でもジッキーは夏に使いたくなる香りではないので、どうも自分の頭の中では結びつかない。
ゲラン「フローラチェリージア」
ゲラン
アクアアレゴリア フローラチェリージア
EDT(2019年)
MIDDLE:チェリーブロッサム、ナシ、ローズ
LAST:ホワイトムスク、スミレ、ウッドノート
(フレグランティカより)
My評価 星4つ
日本の満開の桜、鴨川沿いでのひととき・・・
というのがゲランのコンセプトらしいが、桜感まったくナシ!
桜の香りってむずかしいよね、特に外国で作られる香りもので日本人が納得できるものは無いと思う。
なので桜感がないことには特に文句はない。
こちらは一吹きした後、ベルガモットがキラキラと香りすぐさまフェードアウト。
メインであるスイカの香りが強く出てくる。
ただし夏によく食べるスイカよりも甘さが強い。言葉にするなら熟成スイカ。実際そんな商品があるかはわからないが。
この熟成した甘さはナシのせいなのかな?甘くてジューシーなフルーツ感。
そしてかなりかわいらしい華やかさのある香りだと感じる。これはローズのおかげかも。
ミドルの香りがゆっくりトーンダウンしていき、ラストノートはほぼ嗅ぎ取れないまま終了。
持続時間は5~6時間。
癖は強くないのに、スイカというあまり見かけない香料のおかげでキャラはたっている方。陰のない万人受けタイプ。
若くてかわいい明るい女の子に似合いそうな香り。
スイカは夏の食べ物だけど、ゲランのコンセプトにあわせて春の桜が咲く頃にのみ使用している。
ゲラン「マンダリンバジリック」
ゲラン
アクアアレゴリア マンダリンバジリック
EDT(2007年)
TOP:ビターオレンジ、オレンジブロッサム、グリーンティー、アイビー
MIDDLE:マンダリンオレンジ、バジル、カモミール、ピオニー
LAST:サンダルウッド、アンバー
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
夏に大活躍のトワレ。プッシュした瞬間、ミカンのジューシーな香りが漂い、かなりさっぱりした気持ちになる。
バジル感は後から出てくるが、メインはオレンジ。
トップとミドルはわかるものの、ラストは迷子になる。
ゲランなだけあり、安っぽさは感じない。変にキャラがたっているわけでもなく、万人受けタイプ。
今販売されているサステナブルボトルのものの評価ではないので、リニューアルされたものはもっとなめらかな香りなのかも?
学校やオフィスに着けていけるけれど、2~3時間で消えるので、付け直し必須。
そのため、どちらかというとコロン的な使い方になり、気分を切り替えたいときによく使っている。
このブログについて
このブログは私がいままでに購入したり、試香したりしてきた香水の備忘録的ブログです。
(香水以外のことも書くかも)
私自身、香水を買うときにはネット上のほかの方の意見を参考にすることが多く
(田舎に住んでいるので、リアル店舗で試香しにくい)
先人たちの貴重な香水評に助けられてきました。
(同時に惑わされても来ました(笑))
私がこのブログを書くことで、自分の香水遍歴を残すだけでなく、誰かの参考になればいいなと思っています。
記事を公開後、思い出したことを書き足したり、気に入らない部分を削ったりするかもしれません。
たいしたことは書けませんが、ゆるくやっていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。