ザ ディファレントカンパニー「スブリーム バルキス/ピュア イヴ」
ザ ディファレントカンパニー
スブリーム バルキス
EDP(2008年)
TOP:バイオレットリーフ 、ベルガモット
LAST:ヘザー、パチョリ、カカオ
(フレグランティカより)
My評価 星5つ
自分のシグネチャーフレグランスの一つ。私の中では星5点!
ユニセックスよりのレディースフレグランス。トップからグリーン全開!私はグリーンの香りは辛さを感じて好きじゃないことが多いのですが、これは鼻がすーっとリフレッシュするメントールのようなグリーンです。徐々にグリーンなミュゲとローズのフローラルが出てきます。どこかメタリックな香りで、かの有名なクロエEDPの大人版みたい。落ち着いたシプレのベースになり7時間ほどで終了。
オフィスOK!春夏に最適。逆に秋冬に使うと寒々しいかも。
ザ ディファレントカンパニー
ピュア イヴ
EDP(2011年)
TOP:アルデヒド
MIDDLE:ホワイトローズ、ミモザ、リネン
LAST:アーモンド菓子、ドライフルーツ、ムスク、スイートノート、ヒマラヤシダー
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
イメージするのは乳白色。清潔感のあるふわふわタオルに包まれて眠っているかのようなアルデヒドとパウダリーなミモザ。少し外国の洗剤っぽくて合成素材感があります。時間がたつにつれ外国のお菓子を連想させる甘さが出てきます。この香りが8時間ほど続きます。季節は秋冬。オフィスは薄くならつけていけそう。色白の優しげな女性に似合いそう。
ルイ・ヴィトン「ミルフー/エトワールフィラント」
ミルフー
EDP(2016年)
MIDDLE:ローズ、サフラン、キンモクセイ、イリス、ジャスミン
LAST:レザー、イリスルート、モス、パチョリ、サンダルウッド
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
ヴィトンのキンモクセイ香水その1。キンモクセイが流行っていた頃に買いました。
最初だけベルガモットが通り過ぎた後、レザーとアプリコット感のあるキンモクセイが一緒に香ります。キンモクセイの香水といえば舞子の練りコロンが有名ですが、ああいうキンモクセイそのもの、ではなく、フルーティーでジューシーな面をラズベリーやジャスミン等で飾り付けたキンモクセイです。なのでキンモクセイを目当てに買うとなんか違うってなります。そしてレザーは辛さやざらつきのある革ではなく、なめらかです。フルーティーさがゆっくり減衰していき、パウダリーな清潔感のある香りになっていき、6時間くらいで終了です。全体として、高級感のある香りです。
フェラガモのエモツィオーネとか、シニョリーナ エレガンザあたりと雰囲気が似ている気がします。フェラガモ2種の方が、パウダリー感が強くフェミニン寄り、ミルフーはフルーティーでレザーが強くおしゃれな男性も使えそうです。
使用季節は秋、冬。少し陰というか大人っぽさがあり、若くてキラキラした女の子より、落ち着いた大人の女性に似合うと思います。
エトワールフィラント
EDP(2021年)
TOP:ストロベリー
LAST:ホワイトムスク
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
ヴィトンのキンモクセイ香水その2。こちらもアプリコット感のあるキンモクセイが香ります。そしてやっぱりフルーティー!この香りを嗅ぐとオレンジ色が頭にイメージとして浮かびます。頭の中で柑橘系の果物がくるくる踊ります。かなり清潔感があります(いい香料使っているんだろなあ・・・)。ベリー×アプリコットキンモクセイはミルフーと同じですが、こちらは陰がなく始終明るさを感じさせる香りです(ド派手で夏の日差しのようにギラギラまぶしい明るさではなく、落ち着いた明るさ)。また、春/夏に最適です。オフィスOK!持続は7時間ほど。大人の女性が使ってもいいでしょうが、若い方やもしくはおばあちゃんでもいい・・・つまり全年齢使えるってことですね。万人受け系ユニセックスな香りなので・・・老若男女誰でも使えそうなオールラウンダー選手です!しかし言い換えると個性に乏しいということなので万人受け系は諸刃の剣ですね。
ムエット試し嗅ぎ集
購入品ではなく、ムエットや手首の試香の感想です。
今はなき(廃盤)メゾンクリスチャンディオールのディオリッシマEDP(持ってない。これも試香のみ)に激似。記憶違いならすみません。似ているのがあるからディオリッシマを廃盤にしたのかと思うくらい。
香りの内容はシトラスとオレンジブロッサムの爽やかかつ清潔感のある香り。
柔軟剤でこれ系の香り嗅いだことあるな!?さすがにここまで雑味がなく美しさや素材の良さを感じさせる香りではないけど。フローラルなんちゃら監修柔軟剤は伊達ではないということか・・・洗剤メーカーの努力に脱帽です。
○リベルタパフューム
どこかで嗅いだことがある?と感じさせる香りが多い。しかし、日本人が好む万人受け系にうまくチューンナップしている香りばかりだと思う。どれ買っても使いやすいと思います。あと、香り持ちは大体4~5時間くらい(紙では)。
・GIN-JO コロンコンサントレ
ふわっと甘さのある香り。あまりお酒を飲まないので酒の香りと言われてもよくわからないが、酒臭いおっさんの香りではない。醸造所の香りかな?(日本酒の醸造所には一カ所しか行ったことがない人間の妄言です)コロンコンサントレということでエタノール臭が最初にガツンときても、これが酒の香りだ!と言われればうなずいてしまうな。
・NIVALIS
冬の朝の冷たさ・・・を表現した香りとのことで、似ているのはフレデリックマルのローディベール(持ってない。これも試香のみ)。記憶違いならすみません。ローディベールはお値段が高いので、似ているこちらを買うのもアリか。
ミモザとライスアコードのミルキーパウダリーな香り。ムエット上での持ちも良い。冬の香り。
・SAKURA MAGNA
香料として入ってないはずなのに、サクランボっぽいフルーティーなトップノートを感じます!桜をモチーフにした香水はどうしても本物の桜とは隔たりがあるけれど、これは日本人が考える桜の香りにかなり近い雰囲気を出しているかも。
ゲランのアンソレンスに似ている。バイオレットとイリスがかぶっているからかな。
アンソレンスは化粧品のパウダリーさ、こちらはフルーティーさが勝っていると感じます。春の香り。
・SOLTERRA
トップはオレンジビガラートの少し苦みのあるシトラス系の香り。高級ホテルのロビーのよう。3時間ほどですーっとするかゆみ止めのような香りに(個人の感想です)。ベチバーやシダーウッドの香りですね。(最初からそう書け)
このかゆみ止め感が、遊び疲れた夏の夜、蚊に刺された部分にウ○コーワ(○の位置のチョイスが最悪すぎる)塗っていた子供の頃を思い出す。夏の香り。
・ソフトオリエンタル
ドルチェ&ガッバーナ「ドルチェ ガーデン」/ニナリッチ「ニナ EDT」
ドルチェ ガーデン
EDP(2018年)
MIDDLE:ココナッツ、フランジパニ、イランイラン
LAST:バニラアブソリュート、アーモンドミルク、サンダルウッド
(フレグランティカより)
My評価 星2つ
一吹きすると、ぱっとシトラスが散り、すぐさま消えてこってり系ココナツの甘さが香ります。だんだんと南国のお花が出てきてトロピカルココナツが3時間ほど続きます。だんだんココナツからバニラの甘さに取って代わり、ミルキーなアーモンドとサンダルウッドが出てきて7時間ほどで終了。
10~20代の若い女の子がビーチやプールでつけているのが最も似合うのではないかという香り。
冬につけたときはあまり好きでは無いと思ったけど、夏につけると楽しさや明るさや若さを感じて、家の中で使うだけなら私の年でもつけてもいいかな?それか妹にあげるかなあ・・・
同じ香水でも、つける季節によってやはり香りだちや感じ方は変わりますね。
ニナ
EDT(2006年)
TOP:アマルフィレモン、ライム
MIDDLE:グラニースミスアップル、プラリネ、ピオニー、ダチュラ
LAST:アップルツリー、ムスク、バージニアシダー
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
最初にシトラスとアップルが香ります。5分もするとシトラスは消え、お花の香りとアップルが一緒に香ります。少し水気のあるアップルで、甘いけど甘すぎない優しい香りです。プラリネは私の鼻では感じ取れませんでした。大体4時間ほどで消えます。
とっつきやすいフルーティーフローラル。万人受けで、個性は少なめ。オフィスでもつけられそう。年齢は10~30代前半くらいに似合いそう。あるいはかわいいおばあちゃんも。アップルメインの香水はこれくらいしか私は持ってないのでたまに嗅ぎたくなります。
・・・これどっかで嗅いだことある気がする。叔母とか誰かがつけていたのかな?
瓶がかわいいのでお部屋のインテリアにも○。
ゲラン「ローザロッサ/フォルテ/ハーベスト」
ローザロッサ三姉妹レビュー!似たような物を何度も出すなよという気持ちは正直あります(笑)でも買っているんだからチョロい客ですね。
ゲラン
ローザロッサ
EDT(2018年)
TOP:レモン、ベルガモット、ライチ、ブラックカラント
MIDDLE:ローズ、ピオニー
LAST:イソイースーパー、ホワイトムスク、シダー、サンダルウッド
(フレグランティカより)
My評価 星2つ
オフィスでもつけられます。春/夏に最適。(私が持っているのは旧タイプです)
つけたてはライチがメイン、というか強すぎ。ブラックカラントも一緒に香ります。すぐに調和するようなフルーティーローズが現れ、今時のシャンプーやボディーソープにありがちなフルーティーフローラルになります。(というか、今時のボディケア製品の香りは万人受け香水にせまるほど良い香りが多い。企業努力のたまものですね)この香りが薄まっていき、最後は石けんぽいムスクとローズの香りになり終了。いわゆるよくある、どこかで嗅いだような香り。万人受けでキャラ立ちはない。あえてこれを買う必要が・・・?まあゲラン製品なので、そこらの安っぽいローズとは素材が違うのだよ!と言われればそうなんですが・・・。
拡散性もあまりなく、およそ2~3時間ほどしか持たないはかない香り。しかし、マンダリンバジリックと違い、シャキッとさせるコロン的な使い方をしようにも、石けん調フルーティーフローラルだとそんな雰囲気は出ず・・・。
使いどころが少ないので星二つです。
ゲラン
ローザロッサ フォルテ
EDP(2022年)
TOP:ピーチ、ピンクペッパー、カシス、アーモンド
MIDDLE:ブルガリアローズ、ダマスクローズ
LAST:ベンゾイン、パチョリ、サンダルウッド
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
オフィス可。春夏向き。EDPになり、持続時間も5時間ほどになりぐっと使いやすさが増した。
EDTが太陽の下で使える爽やかさだとしたら、こちらは夕方~夜の雰囲気。
トップは甘いピーチ。そこにローズが重なり、まるでバラのジャムのよう。ローズのリッチな厚みを感じます。EDTより重さがあり、クセがあります。でもボディケア製品から脱したので、香水らしさはこちらに軍配が上がります。EDTは若いはつらつとしたお嬢さんに似合いそうだが、こちらはもう少し年齢が上の人からが似合いそう。
EDTをただ強くしました!というフォルテではなく、キャラクターを変えてローズのリッチさを出してきたのでフランカーとしては優秀な部類では?EDTを持っていても買う価値はありました。
ゲラン
ローザロッサ フォルテ
EDT(2023年)
ブルガリアローズ、ターキッシュローズ、ローズウォーター、ライチ、ブラックカラント
(フレグランティカより)
My評価 星4つ
シングルノート。EDTと違いライチは後ろの方に少しあるだけで、ローズの美しく厚みのある香りと爽やかなブラックカラントが4時間ほど続いて終了。とてもシンプルで余分な部分がなく、透明感がある(引き算の美!)。ローズがとても良い!いやらしさがなく、さりげなく、上品で、やさしさのあるかおり。おばさんっぽさもない。強いキャラ立ちはないし、拡散性もなく、目立たないので、オフィスに最適。自分は敵ではありませんよ、というアピールになりそう。落ち着きのある女性が春につかうのが最も似合う。
自分の心を落ち着かせるリラックスフレグランスとしても良さそう。
ゲラン「ラ プティット ローブ ノワール オーフレッシュ/ラ プティット ローブ ノワール ブラック パーフェクト」
ゲラン
ラ プティット ローブ ノワール オーフレッシュ
EDT(2012年)
TOP:レモン、ベルガモット、マンダリンオレンジ
MIDDLE:アーモンドブロッサム、サワーチェリー、フリージア、ストロベリー、ラズベリー、ターキッジュローズ、ブルガリアンローズ、ジャスミンンバック、ピーチ
LAST:ピスタチオ、アーモンド、バニラ、ホワイトムスク、トンカビーン、パチョリ
(フレグランティカより)
My評価 星2つ
トップのシトラスはあまり感じない。ミドルに大量の香料がクレジットされているが、ラプチおなじみのチェリーと、アーモンドと何かわからないけどフローラルがメインで香る。最後はピスタチオだとはっきりわからないナッツ系とムスクの香り。
オーフレッシュという名前だが、爽やかさはあまり感じない。柔らかさのあるフローラル系。オフィスには30分ほどたって香りが落ち着けば使えそう。持続時間は4~5時間ほど。真夏は無理。春~初夏にかけて使用。梅雨は無理。オーフレッシュって名前なのにね。
自分の好みではなかったので星は少なめ。
ゲラン
ラ プティット ローブ ノワール ブラック パーフェクト
EDP(2017年)
TOP:アーモンドブロッサム、サワーチェリー、ブラックティー
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
チェリー、リコリス、レザーがメイン。脇にアーモンドとローズ。キャラがたっていて、ブラックパーフェクトの名前にふさわしく、ラプチのなかではクールでロックでかっこいい感じ。ゲランからはあまりでてこない香りだと思う。オフィスより、デートより、バーに行くときなどに似合いそう。和服に合わせるのもかっこいいかも。季節は秋冬。それも夜。持続時間は5~6時間ほど。
好き嫌いは分かれそうだが、自分の手持ちの香水の中では似たような香りがないので、買っといて良かった。
ペンハリガン「ルナ」
ペンハリガン
ルナ
EDT(2016年)
MIDDLE:ローズ、ジュニパーベリー、ジャスミン
(フレグランティカより)
My評価 星3つ
最初に力強いレモン!苦みのあるビターオレンジ!はじけるシトラスからジュニパーベリーが顔をだしてきます。10分ほどで、爽やか系ローズの香りがメインに居座りつつも、サイドでシトラスとジュニパーベリーが香ります。
ラストははっきりと出るわけではなくて、そのままトーンダウン。
というか私の肌質のせいか、嗅覚が鈍いのかわからんが、いろんな香水においてラストの香りをあまり感じないことが多い。
持続時間は4~5時間ほど。
冷たさすら感じさせる香りなので夏向け。オフィスでも使用できる。
ほとばしる明るさは若い女の子向け。
でもいきいきしたおばあちゃんもこれくらい明るい香りをまとっていたらおしゃれで素敵かも。